残雪の鳳凰山(観音岳・薬師岳):青木鉱泉からドンドコ沢を登る

日時:2019年4月28日(日) 3:30スタート

ゴールデンウィークの序盤に先輩と南アルプスの鳳凰山(鳳凰三山)に行ってきました。

鳳凰山は、地蔵岳(標高2,764m)、観音岳(標高2841m)、薬師岳(標高2,780m)の総称を指しています。

詳細は後述しますが、今回は時間の関係で地蔵岳をスキップして、その他の2座を巡るコースにしました。

日帰りで計画したんですが、ちょっと無謀だったかなと…。

まだまだ雪山でトレースもしっかりついていなかったので、予想以上に時間がかかりました。

登山コースと参考タイム

今回は、青木鉱泉からドンドコ沢を登ります。途中に4つの滝があるコースです。

下山は中道コース。ここは特に見せ場はないですね…。

まぁ、鳳凰山は三山を結ぶ稜線歩きが見せ場なので、道中はひたすら耐えるのみです。

なお、このコースは本来1泊2日が標準です。

それを今回は、夜明け前に出発して日帰り登山で計画したので時間的にはキツキツ。さらにこの時期は残雪期なので、普段より時間がかかります。

時間に余裕があったら地蔵岳にも行くつもりでしたが、今回は日が沈むまでに帰ることを優先してショートカットしました。

残雪期にこのコースを日帰りで行くのは、あまりおすすめできませんね。すごい疲れたし、ゆっくりできませんでした。

登り青木鉱泉(3:30) ⇒ 鳳凰小屋(10:15) ⇒ 観音岳(13:10) ⇒ 薬師岳(13:50)
下り薬師岳(13:55) ⇒ 御座石(15:00) ⇒ 青木鉱泉(18:00)

アクセス

車の場合


青木鉱泉には、約100台分の駐車場がありますが、シーズン中の休日には満車になることもザラにあります。

青木鉱泉に向かうには2つのルートがあります。例として韮崎駅からのルートでご紹介します。

北ルートは、未舗装道路が多いです。

南ルートは、ヘアピンカーブが何ヵ所かありますが、舗装道路が多いです。

電車・バスの場合

JR韮崎駅から、南アルプス鳳凰三山の登山路線バスに乗車。

参考 山梨中央交通株式会社神南アルプス 鳳凰三山 登山路線バス 

期間限定の運行のため要確認。

登山レポート

青木鉱泉

青木鉱泉

夜中に青木鉱泉に到着。早めに着いたので車内で仮眠しました。

ゴールデンウィークなので若干心配していた駐車場は、余裕で開いていました。まぁこの時間だしね…。

ちなみに、青木鉱泉の駐車料金は1日750円です。営業時間外に駐車した場合は、支払い督促の紙が挟まっているので、帰ってきたら受付で支払います。

青木鉱泉

青木鉱泉の登山口には、登山ポストもあります。

ドンドコ沢

ドンドコ沢登山口から出発。

ドンドコ沢

当たり前ですが真っ暗なので、ライトの光を頼りに進みます。

ドンドコ沢コースは暗いとかなり迷いやすいので、地図アプリは必須です。

鳳凰山

しばらく進むと本格的な登山道に突入。

まだ勾配は緩やかですが、道は細いし崖になっているので要注意です。

鳳凰山

ドンドコ沢コースには、一定間隔で木に赤い丸がついていたり、リボンが付いているので、これを頼りに登っていきます。

鳳凰山

ドンドコ沢コースっていうくらいなので沢沿いの登山道なのですが、何回か沢を横切りました。

気温が低いと凍結していることがあるので、要注意です。

鳳凰山

朝日に照らされる森。良い雰囲気だ。

鳳凰山

南精進ヶ滝への分岐。

標識は隠れてますが、上方向に登ると滝を経由せずに地蔵岳方面に向かいます。

この滝は結構立派なので見ときましょう。

鳳凰山

南精進ヶ滝の手前は、ロープが設置された急登です。

南精進ヶ滝

鳳凰山

南精進ヶ滝の滝壺には行けませんが、ちょっとした高台の展望スペースから見ることになります。

2段になっていて、カッコイイ滝です。

南精進ヶ滝を越えると徐々に急登になってきます。

鳳凰山

この次に、鳳凰の滝があります。

ここは寄り道になります。

鳳凰の滝

鳳凰山

鳳凰の滝は遠目から見ることになるので、よくわかりませんw

岩場を登ってもっと近くまでいけるのかもしれませんが、そんな元気もなく…。

ここは、行かなくてもよかったかも。

鳳凰山

次は白糸滝です。これは登山道から見れるので、寄り道なしでOK。

白糸滝

鳳凰山

これも遠目からなので分かりにくいのですが、糸みたい?に流れる滝がありました。

鳳凰山

この辺りから、本格的な雪道に。

五色の滝

鳳凰山

そして最後の五色の滝なんですが、ここは少し寄り道になるので面倒くさくなってスキップしちゃいましたw

ただ、この滝は落差70mの大きな滝で、さらに滝壺まで行けるので余裕があれば見といたほうが良いです。

鳳凰山

五色の滝を越えると、ちょっと開けたスペースに出ます。

ここから、地蔵岳のオベリスクが見えます。

鳳凰小屋

鳳凰山

鳳凰小屋に到着。

鳳凰山

水場やトイレがあります。ありがたい。

鳳凰山

テント場には数名のお客さんがいました。

予定ではここから地蔵岳に向かって、三山の稜線歩きです。

ただ、雪道の影響で予想以上に時間がかかったので、先輩と相談して地蔵岳はスキップすることにしました。

ってことで、鳳凰小屋から観音岳へのショートカットルートへ。たぶん1時間弱くらいの短縮になるはず。

鳳凰山

ただ、このショートカットルートが一番キツかった。

鳳凰山

勾配がキツいのはもちろんのこと、雪の斜面を登らなければいけない場所もありました。

両手両足を使って這うように登らないと、下に滑り落ちそうになります。

おそらく、もともと細くて狭い登山道に雪が積もって、こんな感じになってるんでしょうね。

鳳凰山

木の間から見える八ヶ岳。

今までは展望はよくなかったので、山頂に近づくにつれて期待が膨らみます。

鳳凰小屋分岐

鳳凰山

ようやく稜線に出ました。

鳳凰山の特徴になっている砂地に変わります。これが地味に歩きにくい…。

鳳凰山

ようやく来た!北岳をはじめとする白峰三山がすごい大きく見えます。

鳳凰山

ここから観音岳に向かって絶景の稜線を歩いていくのですが、多少のアップダウンがあるのでまだまだ気は抜けません。

鳳凰山

今回は行かなかった地蔵岳方面を振り返るとこんな感じ。

地蔵岳のシンボルのオベリスクが見えますね。甲斐駒ヶ岳も見えます。

観音岳

鳳凰山

観音岳に到着。三山の中では一番標高が高いです。

岩場に登るといい景色が見えるのですが、ほかのお客さんが大量にいたので早々に撤収。

鳳凰山

韮崎市の街並み。

鳳凰山

薬師岳に向かって歩くと、富士山が見えてきます。

鳳凰山

正面には富士山、右を向けば白峰三山という豪華すぎる景色!

薬師岳

鳳凰山

薬師岳に到着。

鳳凰山

ここは結構スペースが広いですね。

鳳凰山

最後に見納めです。手前にある石がイルカみたいですね。

下山開始

鳳凰山

下山は中道コースです。

このコースは、途中に御座石というデカイ石がありましたが、それ以外は特に何もありませんw

雪道が踏み抜き地獄だったのと、ひたすら長かったという記憶しかありません。

鳳凰山

それとカモシカがいましたね。

動画

まとめ

鳳凰山

さすがに1日で15時間弱も歩く山行は、楽しむというよりひたすら疲れたという感想です。

前日に雪が降ったらしく、一部トレースがついていなかった場所もあって戸惑いました。

ゴールデンウィーク後半でもう少し人が立ち入った後であれば、もっと歩きやすかったかもしれません。

それでも三山を結ぶ稜線は、今まで登った山でトップクラスに美しかったです。

地蔵岳は登頂できなかったので、是非リベンジしたいです。今度は1泊2日のテント泊でゆったりと。

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