8月から9月上旬は都合がつかなかったり天気が悪かったりと登山できませんでした。
この日も天気はあんまり良くなかったんですが、登りたくてウズウズしていたので決行することに。
久しぶりにしてはちょっとハードな鍋割山に行ってきました。
登山コースと参考タイム
鍋割山の山頂へのコースは大きく3つあります。
- 1.大倉⇒二俣⇒後沢乗越⇒鍋割山(標準コース)
- 2.大倉⇒二俣⇒小丸尾根⇒小丸⇒鍋割山(ちょっと遠回り)
- 3.大倉⇒雑事場ノ平⇒小草平⇒天神平⇒花立山荘⇒金冷シノ頭⇒大丸⇒小丸⇒鍋割山(けっこう遠回り)
今回は登りを1、下りを2のコースでいってみたいと思います。標準的なコースタイムは、登り:3時間50分・下り3時間35分です。
登り | 戸川公園前(7:10) ⇒ 二俣(8:30) ⇒ 鍋割山山頂(10:30) |
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下り | 鍋割山山頂(11:02) ⇒ 小丸(11:50) ⇒ 二俣(13:20) ⇒ 戸川公園前(14:15) |
大倉へのアクセス・駐車場
鍋割山の登山口となる大倉へのアクセスは以下の通りです。
車の場合
大倉周辺には、市営の駐車場と、民間の24時間駐車場があります。
電車・バスの場合
小田急電鉄小田原線・渋沢駅で下車して、大倉行きのバスに乗車。
登山レポート
2017年9月24日(日) 7:10スタート
車の場合
あいにくの曇り空ですが戸川公園前から登山スタートです。
鍋割山・二俣方面に向かいます。最初、間違って塔ノ岳方面に行っちゃったのは内緒w
登山道入口から西山林道
一般道をしばらく歩くと西山林道の入口になる脇道がありますので、そちらに向かいます。
西山林道は比較的緩やかな勾配で歩きやすいです。道に水が流れていて濡れているところがありますが、トレッキングシューズなら問題ないですね。
二俣
二俣。道標の横にはヤマビル対策の塩が置いてあります。自由に使っていいみたい。
渓流にかかる橋。こういう橋が何か所かあります。上下に揺れてちょっと怖かった…。
ここは見晴らしがいいポイントなんですが、今日は山頂付近に霧がかかってますね。
水置き場から本番開始
西山林道の終着点付近にはペットボトルの水が大量に置かれています。これは山小屋で使う水をボランティアで運んでもらうというアイデア。もちろん任意協力なので体力とザックのスペースに余裕がある方に向けたお願いですね。
水置き場を超えると本格的な登山道に突入します。勾配がキツくなってガレ場みたいな道もあります。
つづら折りの階段。やっぱ久しぶりの登山にしてはハードだ…。
山頂
山頂に到着。登りは3時間20分かかりました。相変わらず景色は霧で真っ白ですね。
山頂にある鍋割山荘。名物の鍋焼きうどんが売ってます。
ってことで食います。意外なほどに具が豪華で、かぼちゃの天ぷら・ほうれん草・油揚げ・各種きのこ・ネギ・ナルト・卵。あったかくて美味しかった。値段は、この時点では¥1,000でした。
下山開始
霧は一向に晴れないので下山開始。一旦、金冷し(きんひやし)・塔ノ岳方面に向かって途中にある小丸から下ります。
ちなみに金冷しという名前は、男性のアソコが冷えてしまうくらいに怖い場所という意味みたい。ネットで調べただけだから嘘かもしれんけど中学生が考えるようなネーミングセンスで僕は好きです。
霧が漂うブナ林。ここは幻想的でよかったですよ。霧の登山もたまにはいいもんですね。
一瞬だけ霧が晴れて山間の景色が見れました。山頂から景色は何も見えなかったので、ちょっとだけ救われた感じがして嬉しかったですね。
こんなのとかも素敵。霧が山肌に沿って移動していく感じ。動画に撮ろうと思ったけど失敗しましたw
小丸からの下りコース
小丸からの下りコース入口には通行注意の張り紙が。要約すると「このコースはしばしば道に迷う人がいるので気を付けてね」という内容です。
確かに、どこが登山道なのか分かりにくいポイントがいくつかありました。急だし。
でも、こういう木と木の間を通る道とか、素敵なポイントもあるんですけどね。
これは下ってきた道を振り返って見上げている写真なんですが、いやぁこのコースはハードだわ。特に登りで使うのはあんまりオススメできないかも。
途中で登りの登山客の方とすれ違ったけど、死にそうな顔で「こ、小丸まで後どのくらいですかッ?」って聞かれて、その過酷さが伝わってきましたよ。
二俣付近で合流
二俣付近で登りのコースと合流します。この後は勾配は緩やかになりますので、ひたすら下るのみです。
戸川公園前に到着
到着です。下りは3時間10分かかりましたね。
動画
まとめ
疲れた…。もうちょっと軽めの工程にすれば良かったと思いながらも心地良い疲労感の登山でした。天気が良ければ山頂から富士山が見えるのでその点は残念…。
鍋割山だけでも中級者以上向けだと思いますが、余裕があればお隣の塔ノ岳までチャレンジするってのもアリ。このくらいのレベルの登山をすんなりこなせるように体力をつけたいです。
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