最近、青春18きっぷで登山に行くことが恒例になっています。
今まで夏期(7月20日~9月10日)をメインに使っていたのですが、今回は春期(3月1日~4月10日)にチャレンジ。
この季節はいわゆる残雪期なので、ちょっと行く場所に迷うんですよね。
ガチガチの雪山に行くのは怖いので、お手軽に雪山が楽しめる入笠山に行くことにしました。
入笠山の登山コース
入笠山への登山コースは、「富士見パノラマリゾートのゴンドラ山頂駅から向かう」「入笠山登山口から向かう」の2パターンがあります。
どちらも所要時間はほぼ同じなので、アクセスのしやすさで選べばよいと思います。
スタート地点 | 山頂までの距離 | 山頂までの所要時間 |
---|---|---|
ゴンドラ山頂駅 | 約1.8㎞ | 1時間38分 |
入笠山登山口 | 約2.8㎞ | 1時間40分 |
山頂の展望がすごい
入笠山の山頂は、360度の展望で、日本百名山の22座(八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山など)が見えます。
山頂にはベンチはありませんが、スペースは広いので、景色を見ながらゆっくり食事できます。
雪山入門として最適
入笠山はそこまで難易度が高くないので、冬季は初めての雪山として最適です。
積雪状況にもよりますが、トレースはしっかりついているので、軽アイゼンやチェーンスパイクでも登れます。
また、アイゼンやスノーシューで登っている人もいるので、本格的な雪山装備の慣らしをすることもできます。
ちなみに、道中にあるマナスル山荘では、スノーシュー、チェーンスパイク、ストックなどのレンタルサービスもあります。
入笠山へのアクセス
電車で向かう場合:青春18きっぷがお得!
電車で向かう場合、最寄り駅の富士見駅から富士見パノラマスキーリゾートに向かいます。
青春18きっぷの利用期間であれば、電車賃をかなり節約できるのでおすすめです。
僕は横浜駅から青春18きっぷを使いました。片道4時間くらいかかりましたが…。というか、青春18きっぷを使わないと電車賃が結構かかるので、たぶん行かないだろうなw
また、スキーシーズン中は、例年、富士見駅からシャトルバスも出ていますが、本数が少ないので事前に要確認です。
車で向かう場合
車で向かう場合、「富士見パノラマリゾートに駐車してゴンドラに乗る」か「入笠山登山口の駐車場から登る」ことになります。
入笠山登山口から登る場合は、ゴンドラは使わないコースになります。
入笠山のゴンドラ
入笠山登山には、富士見パノラマリゾートのゴンドラを使うのがお手軽です。
ゴンドラは登山客用の料金(デレンデ滑走NG)が、設定されています。
券種 | 大人 | 子供 | シニア |
---|---|---|---|
ゴンドラ往復券 | 1,700円 | 800円 | 1,700円 |
ゴンドラ片道券 | 1,100円 | 500円 | 1,100円 |
入笠山のゴンドラ割引券・クーポン
富士見リゾートのWebサイトには、お得なゴンドラ・リフト割引券の情報が掲載されています。
入笠山の登山動画
この動画は、2021年3月23日に入笠山に登山したときの動画です。
残雪期にはなりますが、すっかり春模様で気温が上がっていたため、雪は少なかったですね。
気温が低いと樹氷が見れたり、もっと冬ならではの景色が見れるので、もうちょっと早めに行ったほうがより楽しめたのかも。
本当は3月上旬に行く予定だったんですが、緊急事態宣言が出てたので控えてたんですよね…。
雪は少ないとはいえ、一部凍結している道もあったので、チェーンスパイクを装着しました。
山頂直前はまだ雪が残っていて、ちょっとして雪山トレッキングを楽しめました。
ちなみに入笠山は、春から夏は色とりどりの花、秋は紅葉が楽しめることでも有名なので、季節を変えるのもいいかも。
まとめ
今回は、青春18きっぷを使って、残雪期の入笠山に登りました。
思ったより雪が少なかったので、時期的にはちょっと遅かったかなという気もしましたが、雪山入門には最適な場所だと思います。
ただ、僕が住んでる横浜からだと、電車で行くにしても車で行くにしても交通費が結構かかるので、青春18きっぷが必須かなあという感じです。
山頂の景色は素晴らしいんですけどね。通常の交通費で行くのは躊躇しちゃいます。
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