G3 Duoを買ってみた！新型GitUpは何が変わった？

新型GitUpのG3 Duo、買っちゃいました。

何度か使ってみましたが、全体的には良い感じなんじゃないでしょうか。ってことで、スペックや外観、実際に撮影した映像などをご紹介したいと思います。

G3 Duoのスペック

Image Sensor	Main:1/2.3 type back-illuminated Sony “Exmor R” CMOS Sensor Slave:1/2.9 type Sony CMOS Sensor
Lens	Main:F2.8 Aperture, 7G glasses Slave:F1.8 Aperture, 7G glasses
FOV	Main:170 degrees Slave:135 degrees
LCD Display	2.0 inches touch screen with “PIP”(picture in picture)
video Resolutions	2160P HD video: 2880 x 2160;24fps 1440P HD video: 2560 x 1440;30fps 1080P HD video: 1920 x 1080;60fps,30fps Dual Full HD video: 1920 x 1080;30fps(with Slave Camera) 720P HD video: 1280 x 720;120fps,60fps
Video Format	H.264 codec,mp4 file format
Video Looping	Supported
Photo Resolutions	12MP(4032*3024);8MP(3264*2448)
Time Lapse Photo	0.5sec. / 1sec. / 2sec. / 5sec. / 10sec. / 30sec. / 60sec.
Microphone	Built-in microphone Support external microphone
Video Out	HDTV:Micro HDMI to HDMI cable required(sold separately) TV:Mini USB to composite cable required(sold separately)
wifi	Built-in
Bluetooth	Built-in
GPS logger	supported(GPS modules is sold separately)
Remote Control	Optional
Ports	Mini USB x 2,Micro HDML,microSD card slot
Strage	MicroSD memory card with a Class 10 or UHS-1 rating required Up to 128GB capacity supported
Battery+Charging	Rechargeable lithium-ion battery Battery capacity: 1200mAh USB charging:DC 5V 1000mAh
Weight and Measurements	Camera weight: 78g Camera with housing weight: 158g Camera Dimensions: 59 x 41.5 x 36mm Camera Dimensions with housing: 82 x 78 x 46mm

箱に記載されているスペック表をザーッと書き写してみました。注目なのはイメージセンサーがSony製になったことでしょうか。あと別売りのスレーブカメラで同時録画できるみたいですが、僕はあんまり使わないかな…。4Kネイティブ対応じゃないけど動画解像度の性能もアップしてますね。

開封

パッケージはこんな感じ。僕が買ったのは「GitUp G3 Duo Pro Packing」というやつでおそらく標準パッケージ。

パカッと開けると本体と付属品の箱が入ってます。

本体は防水のハウジングケースに入ってます。これに入れてると外部マイクが接続できないんで僕はあんまり使ってません。水中撮影には必要ですね。外部マイクが接続できるサイドオープンのスケルトンケースも別売りであるので、そっちのほうが良いかも。

見た目はGit2と変わらないですね。

サイズは若干大きくなってます。僕がGit2で使っていたケースは入らなくなっちゃいました。

側面。今回はGPSとスレーブカメラに対応しているということで、その端子が増えてますね。

上面。録画ボタンがついます。これは変わらないですね。

底面。デジカメについてるようなネジ穴がついているので、ここに三脚などを接続することができます。

液晶はタッチパネルになってます。これは大きな変更点の1つです。

アクセサリー類。これだとちょっと心もとないかな。撮影方法に応じてアクセサリーは追加購入することになると思います。

使ってみた感想

動作は安定している

僕はアクションカメラで登山動画を撮影するので長時間連続で使用します。Git2のときは熱暴走なのか分かりませんが、たまに強制終了することがありました。G3 Duoは、長時間使用しても今のところそういうことはありません。

タッチパネル液晶が良い

背面の液晶はだいぶ綺麗になったのでモニタリングしやすくなりました。またタッチパネルってのが良いですね。正直、反応は悪いですが、複雑なボタン操作をしなきゃいけなかったGit2よりマシです。

映像はクッキリしてる

G3 DuoとGit2の映像を比較してみましたが、G3 Duoの方が輪郭がはっきりしています。色合いとか好き嫌いはあるかもしんないけど、僕はG3 Duoのほうが好きかな。ちなみに、シャープネスやホワイトバランスはある程度カスタマイズすることもできます。僕はやってないけど…。

また、Git2は暗所だと画質が急激に落ちて手ぶれ補正の効きも悪くなったのですが、G3 Duoはそれが緩和されています。やっぱSony製のセンサーは優秀ってことでしょうか。とはいえ、所詮アクションカメラなので、夜景の撮影をメインにするならちゃんとしたビデオカメラのほうが良いと思います。

手ブレ補正は相変わらず良い

GitUpはジャイロ手ブレ補正がついていることが一つのウリなのですが、G3 Duoでもそれが引き継がれてます。MUSONとかBPOWERとか、1万円以下で買えるアクションカメラは多々ありますが手ブレ補正がついてないので要注意です。やっぱアクションカメラは手ブレ補正があったほうが断然良いですよ。

録画ファイルは4GBで分割

これはGit2からそうだったと思いますが、G3 Duoでも録画ファイルの容量が4GBに達すると自動的にファイル分割されます。この分割される瞬間は数秒間のラグがあって録画されません。

僕が登山で使うときにはほとんど録画しっぱなしにしているのですが、ここぞというシーンは「いったん録画停止⇒開始」して映像が途切れないように注意してます。ちなみに、画質が1080p/60fpsだと20分くらいで4GBになります。

外部マイクをつける場合は注意点あり

これはGit2からそうだったんですが、内蔵マイクで音声を録音すると雑音が入ることがありました。（息がかかっているのかな？）録音環境にもよると思いますが、G3 Duoでもこの現象が見られるので綺麗に録音するなら外部マイク（別売り）をつけたほうが良いです。その際には風切り音を防止するためにウィンドジャマーもつけましょう。

2018.01.19 追記・修正）外部マイクは、服の襟元に付けたり取り回しが効くので、音声を拾いやすくなります。また、ウィンドジャマーで風切り音の対策もある程度できます。ただ、現時点でのG3 Duoの仕様では、外部マイク接続時も内蔵マイクが有効になります。そのため録音環境によっては内蔵マイクから風切り音などを拾ってしまう可能性があります。

僕が撮った映像

西丹沢の大室山に登ったときの動画なんですが、これはG3 Duoで録画してます。画質は1080p/60fpsです。あと、YouTubeにアップすると若干劣化するんですが、だいたいこんなもんなんで参考にしていただければと思います。

チェストマウントハーネスで体に固定しながら撮影したのですが、登山道は勾配がキツいので登ってるときはどうしても体が揺れてブレますね。これを回避するにはジンバル・スタビライザなんですが、これがまた高価なんでちょっと…。

また、レンズフードをしてなかったからか一部でゴースト（光の点）が映り込んでますね。全体的にもうちょっと工夫できたかなと思います。

まとめ

GoProもHero6が発売されましたが5万円以上して高いんですよねぇ。Sonyのアクションカムも空間光学手ぶれ補正とかスゴいんですけどやっぱ高い…。その点、Gitupは1万円台なのでリーズナブル。性能は劣るんだろうけど、それなりに良い映像が撮れるので今のところ僕は満足してます。