今まで2千円くらいの三脚を使っていたのですが、あまりにも使いにくいので新調することにしました。
と言っても、三脚って数千円~10万円超えまでかなりピンキリ。いろいろ検討したのですが、今回は1万円以下の商品から選定して、KF-TM2324ってのを買ってみましたのでご紹介します。
商品選び
僕は、三脚を登山にも持っていきたいので、ファミリー向け・トラベル向け三脚から選びます。三脚は重いほうが安定性はあると思いますが、今回は軽量であること(1.5kg以下)を重視します。
また、予算的に素材はアルミです。カーボンは高すぎる…。いろいろ商品はありますが、僕が候補として絞ったのは以下の3つです。
SLIK GX6400 | Mactrem PT55 | K&F Concept KF-TM2324 | |
---|---|---|---|
材質 | アルミ | アルミ | アルミ |
重量 | 1.24 Kg | 1.4 kg | 1.35 kg(雲台含み) |
雲台 | 3WAY雲台 | 3WAY雲台 | 自由雲台 |
全高 | 154 cm | 140 cm | 158 cm |
最低高 | 45.5 cm | 47 cm | 41 cm |
耐荷重 | 1.5 Kg | 3 kg | 8 Kg |
参考価格 | 3千円前後 | 4千円前後 | 9千円前後 |
- SLIK GX6400は、先輩も使っている三脚。コンパクトなファミリー三脚の定番商品。安い。
- Mactrem PT55は、軽量化と高剛性の両立を意識しているらしくGX6400より耐荷重が高い。
- KF-TM2324は、ほか2つより価格帯が上。そのかわり剛性が高くて多機能。
KF-TM2324にした理由
KF-TM2324は、僕が検討した中では価格が高めですが、以下の理由で選びました。
- 自由雲台を使ってみたい
- ローアングル撮影にも使える
- 耐荷重が8 Kgで安心
外観紹介
内容物
本体に加えて、ちゃんとしたキャリーバッグが入ってました。さらに長めのストラップ付。
脚
脚の長さは、このレバーを開け閉めして伸ばします。ちょっと動きが固いなと思うけど許容範囲です。
脚の開き具合は、3段階で調節できます。ロックが付いていてカチッとはまります。
1本の脚にはスポンジがついてます。たぶん持ち運びやすいようにですよね。金属が剥き出しは冷たいですから。
エレベーター
くるくる回すとエレベーターが伸び縮みします。
雲台
念願の自由雲台。アルカスイス互換です。
手前のぶっといネジを緩めると、ボールヘッドが自由に動きます。いきなりガクッとなるので、カメラを載せてる場合は注意です。これは自由雲台あるあるみたいw
このネジを緩めると雲台全体が水平方向に動きます。個人的にはこの部分が一番気に入りました。ほどよい抵抗感があって、にゅる~って感じで自然な動きの水平パンができます。
クイックシュー
ネジを緩めてつけるタイプのクイックシュー。
フック
エレベーターの下部にはフックが付いてます。あんまり意識してなかったけど、これは意外に使えそう。登山では風が強いシーンが多いので、ザックをひっかければ安定性が増します。
使用イメージ
僕が持っているG8(標準レンズ込みで重量1.0kgくらい)を載せてみました。4段まで伸ばした状態ですが、このくらいの重量なら安定性は全く問題ないですね。ただ、エレベーターまで全開に伸ばすとやや安定性に欠けるかな。
脚をくるっとひっくり返すと、ローアングル撮影が可能です。これがやりたかったんです。
ローアングルな撮影では、こんな感じで地面スレスレの写真とか、あとは下から見上げる写真が撮れます。
まとめ
KF-TM2324を買うにあたって、いろんなレビューを調べましたが、総じて「コスパが高い」という評価でした。確かにこのくらいのスペックだったら1万円を超えてもおかしくないのかも。
使っていくうちに不満は出てくるかもしれませんが、とりあえず、この三脚で勉強させてもらいます。
コメント