Adobe Premiere Proで映像にモザイクをかけてみる

登山動画をYouTubeにアップロードする際、ほかの登山客や車のナンバーなどの映り込みに配慮しなきゃいけないケースがあると思います。

そうなるとモザイク処理ってことになると思いますが、今回は僕が使っているAdobe Premiere Proでのモザイク処理がどんなもんなのか試してみました。

目次

設定方法

モザイクを適用

エフェクトウィンドから「ビデオエフェクト」→「スタイライズ」→「モザイク」を選択します。

クリップにドラッグアンドドロップで適用します。

デフォルトだと映像全体にモザイクがかかります。(モザイクの範囲を変えたい場合はこの後変更します。)

モザイクの粗さを変える場合は「水平ブロック」「垂直ブロック」の値を変更して調整します。

モザイクの範囲を指定するためにマスクを作成します。ここでは楕円形のマスクを作成します。

モザイクの範囲が楕円になるので、対象に合わせて楕円の形と位置を調整します。

対象が動いている場合は、ここからモザイクを追尾させます。

トラッキングを試す

Premiere Proには対象を自動追尾するトラッキング機能があるのでまずはそれを試してみます。「選択したマスクを順方向にトラック」をクリックします。

そうするとトラッキングが開始されます。処理が結構重いです。僕の場合は10秒のシーンを処理するのに数分かかりました。

処理が完了した後に最初から再生してみると…、うーん途中からズレてますね。やっぱり完全ではないみたい。

手動でアニメーションを設定

トラッキングが上手くいかない場合は、結局手動でアニメーションを設定する必要があります。先ほどと同様にモザイクを適用した後で、マスクパスの「アニメーションのオン」をクリックします。

タイムラインビューを表示させます。

タイムラインを進めながら任意のポイントでモザイクの場所を調整していきます。

そうすると自動でキーフレームが追加されていきます。

これを繰り返して滑らかな動きになるように調整していきます。

動画で解説

まとめ

トラッキングの精度が高かったら完璧でしたね。

もしかしたら、僕が使ったサンプルの映像が悪かったかもしれないので、ばっちりハマる場合もあるかもしれませんが…。

まぁ、手動でやるにしてもそこまで大変ではないので機能としては十分だと思います。

ちなみに、Youtubeの機能でモザイク処理することもできるので、そちらも参考にしてください。

YouTubeのぼかし処理の入れ方
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