2020年の1月1日に塔ノ岳に初日の出を見に登山してきました。いつも一緒に行ってる先輩と2人で。
元旦に塔ノ岳に登るのは初めてだったのですが、いつもと違う雰囲気が楽しめました。
ただ、すごく寒かったです。
山小屋に宿泊しない限りは、真冬の深夜~早朝にかけて登ることになるので、防寒対策を含めて準備が必要です。
ということで、この記事では、塔ノ岳に初日の出登山する方に向けて、参考になる情報をまとめます。
この記事では、深夜出発のナイトハイクで登って山頂から日の出を見るプランについて紹介しています。ゆったり登るなら山荘で宿泊する1泊2日のプランを計画するのがおすすめです。
登山コース・タイムスケジュール
大倉尾根コースが無難
深夜から登り始めることを前提にすると、登山コースは、大倉から大倉尾根を登るコースが一番無難です。
ナイトハイクなので基本的に明かりはありませんが、元旦は深夜から登っている登山客が多いです。
真っ暗だけど近くに必ず人の気配がするし、場所によっては行列ができるくらいに混みあいます。
登山中の風景
序盤の登山道は木に囲まれているので真っ暗状態。夜景もあんまり見れません。
当然ながらヘッドライトは必須で、滑落するような場所は特に注意が必要です。
立花山荘あたりから見晴らしが良くなって夜景が見え始めます。ここからがナイトハイクの見せ場。
ただ、見晴らしが良くなると風も強くあたるようになるので、体感温度はさらに低くなります。
夜のうちに山頂に着くと、山頂からも綺麗な夜景が見えます。
ただ、早く着きすぎると、極寒のなかを待たなければいけないのでキツいです。
極寒の中を待った人だけが見れる初日の出。格別です。
天気が良ければ、富士山のモルゲンロートも見えるんですが、僕が行ったときはガスってて見えなかったです。(写真は以前にナイトハイクしたときのもの)
タイムスケジュール
塔ノ岳からの初日の出の時間はAM6:50くらいになるので、それに合わせて山頂に向かうことになります。
大倉尾根コースの登り標準タイムは4時間弱なので、AM2:00~3:00くらいから登る人が多いと思います。
真っ暗な登山道ではあまりスピードは出せないので、余裕をもったスケジュールにしましょう。
ただ、早く着きすぎると極寒の中を待つのがツライので、難しいところです。
そのときは途中に休憩して時間調整ですね。立花山荘まで行くと風があたるようになるので、その手前の堀山の家などで休憩すると良いと思います。
初日の出が見れないことも…
当たり前のことなんですが、初日の出が見えないこともあるので、これは覚悟しましょう。
実は僕が行ったときも、日の出前にガスが出てきて危うかったんです…。
また、この日は雲もあったので、予定時刻より遅めのAM7:10くらいに初日の出が見れました。
混雑状況
塔ノ岳の初日の出登山はかなり人気があって、例年めちゃくちゃ人がいるみたいです。
僕らが行ったときにも、山頂が人で埋め尽くされてました。(数百人とかいるレベル?)
日の出方向となる山頂の東側(相模湾・江の島方面)には、三脚を立てたガチっぽい方々が並んでました。
綺麗に日の出だけを撮りたい方は、早めに登って場所取りしたほうが良いかもしれませんね。