冬季の青春18きっぷを使った登山の第二弾ということで、赤城山(黒檜山~駒ヶ岳)に行ってきました。
ちなみに第一弾は、北横岳に行きました。
赤城山の登山コース
赤城山は、群馬県の中央にあるいくつかの山々の総称です。
今回行ったのは、その主峰となる黒檜山と駒ヶ岳を巡る、おそらく一番人気があるコースです。
また、今回は、あかぎ広場前から黒檜山に登って、駒ヶ岳を経由して下る時計回りのコースです。
赤城山は、冬の時期には樹氷が見れることでも有名です。
山頂標高 | 黒檜山:1,827m 駒ヶ岳:1,665m |
合計距離 | 約4.5㎞ |
累積標高 | 登り:570m 下り:575m |
参考タイム | 登り(あかぎ広場前~黒檜山登山口~黒檜山):2時間05分 下り(黒檜山~駒ヶ岳~あかぎ広場前):1時間5分 |
赤城山へのアクセス
マイカーを利用
赤城山の周辺には、いくつか無料駐車場があります。別記事で詳細をご紹介してますので、参照ください。
電車・バスを利用
- JR両毛線・前橋駅で下車
- 【休日】前橋駅から赤城山直通バスに乗車
- 【平日】前橋駅から富士見温泉行に乗車、富士見温泉から赤城山ビジターセンター行に乗車
- 平日は直通バスがないので、富士見温泉で乗り換える必要があります
- 黒檜山に登る場合は、あかぎ広場前バス停が一番近いです
赤城山の登山動画
赤城山の登山レポート
2021年12月29日(水) 日帰り
今回の目的は、樹氷を見ることです。樹氷は、低温で風が強い日にできるらしいです。この日は、風はほとんどなかったので若干心配でしたが、一部樹氷を見ることができました。
あかぎ広場前~黒檜山登山口
あかぎ広場前のバス停で下車して、登山スタート。ちなみに、向かいに「おのこ駐車場」があって、お土産屋さん、そば屋さんがありました。
今回は黒檜山登山口から登りはじめるので、大沼の外周をしばらく歩きます。道路は凍結しているので、この時点でチェーンスパイクを履いてます。
大沼は全面凍結するとワカサギ釣りができることでも有名です。この日は、全面凍結にはほど遠い状況でした。
30分ほど歩くと、黒檜山登山口に到着。ここから登りがはじまります。
黒檜山登山口~黒檜山
黒檜山登山口から登る場合は、序盤から結構な急登です。黒檜山の山頂まで、500m弱の高低差があります。しかも、岩でゴツゴツした道なので、若干歩きにくいです。
登山道は木に囲まれているので展望はあまりないのですが、たまに開けているところがあります。振り返ると大沼の姿。こんな感じで大沼を見下ろす景色は、この登山中に何回も見れます。
急登をはぁはぁ言いながら登っていると、なんとなく樹氷っぽいのが見えてきました。ここは日陰になっているので、樹氷ができやすいんだろうな。
樹氷の森を登っていくのが気持ちいい。地元の方と思われる登山客が「風がないのに樹氷ができるの珍しい」と言ってました。とりあえず、樹氷が見れて良かった。
ここは確か「アンテナ左隣の隣に富士山」という看板が立っていたところ。アンテナ山って言うのは地蔵岳のことで山頂にアンテナが立っています。その左側に富士山が見えるということなのですが、ものすごい薄っすらと小さく見えるぐらい。この写真だと全く分かりませんねw
だいたい半分くらい登ると、日当たりが良くなったきたからか、樹氷がなくなってきました。状況が良ければ、ずっと樹氷が見れるかもしれませんが、この日はごく一部でしたね。
ここからまだ登りが続きますが、平坦な道になったら山頂は間近です。このウイニングリロードはめっちゃ気持ちいい!ここで樹氷が見れたらすごい良かっただろうなぁ。
赤城山の山頂に到着。山頂はごくごく普通と言う感じ。展望がめちゃくちゃいいわけじゃありません。ただ、「絶景スポット2分」という看板があるように、もう少し歩くと絶景が見れます。
この絶景ポイントは、写真だと全く伝わりませんが、実物はもっと素晴らしく圧倒的なパノラマ感です。山頂より人だかりになってることからも分かるように、おそらくこのコースで一番の絶景です。ここで休憩されている方も多かったです。
遠くの山々のアップ。何の山かは分からないけど、この山の連なりがすごく絵になる。この絶景を見ながら、しばらく休憩して、駒ヶ岳へ下山しました。
黒檜山~駒ヶ岳~あかぎ広場前(下山)
駒ヶ岳へ向かう途中には、まず鳥居があります。ここは黒檜大神石碑で、黒檜山の南峰にあたります。
駒ヶ岳へは、多少アップダウンを繰り返しながら下っていきます。この辺りは、樹氷はなかったです。午後になって気温が高くなってきたからか、若干雪もべちゃべちゃしているので、足がもつれないように注意して歩きました。
黒檜山から1時間ほど歩いて、駒ヶ岳に到着。
駒ヶ岳からも大沼が綺麗に見えます。こうやってみると、大沼の右側が一部凍結してますね。完全凍結してる姿も見てみたい。
あとはひたすら、単調な下りです。しいて言えば、最後の方にあった階段。細い階段なのですが、ギリギリすれ違えるくらいだったので、ヒヤヒヤしました。
まとめ
今回は、黒檜山~駒ヶ岳を登りましたが、そこまでハードじゃない割には景色が良くて、非常に満足です。
さすが群馬の名峰と言わるだけのことはある。
赤城山には黒檜山~駒ヶ岳以外にも、地蔵岳へのコースなどもあるので、何回も行きたくなる山ですね。
ただ、家からちょっと遠いんだよな。まぁ、青春18きっぷでのんびり行くにはいいんだけど…。
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