Lumix G9にDMW-SFU1を適用してV-Log L機能を有効にする方法

Lumix G9は、2019年11月のファームウェアアップデートにより、V-Log L機能に対応しました。

V-Log L機能を有効にするには、DMW-SFU1を別途購入&適用する必要があります。

先日僕もV-Log Lを導入してみたのですが、意外に複雑だったので、その適用方法についてご紹介します。

目次

DMW-SFU1とは?

DMW-SFU1は、GH4・GH5・G9・FZH1用のアップグレードソフトウェアキーです。

このソフトウェアキーを適用することで、V-Log L機能が使用可能になります。

GH5S・G99は、デフォルトでV-Log L機能が使えます。

DMW-SFU1を購入すると、小さいダンボールの中に黒い袋と説明書が入っています。

黒い袋の中にキーコードが記載されたシールが入っています。

価格が約1万円ほどのDMW-SFU1ですが、中身はこれだけです。

DMW-SFU1の適用方法

適用前の準備

  • カメラのバッテリーを満充電にすること
  • カメラでフォーマットしたSDカードが必要
  • インターネットに接続されたPCが必要


STEP.1
バージョン確認

「menuボタン⇒セットアップ⇒バージョン表示」を押します。

ボディのファームウェアが2.0以上であることを確認します。

本手順では割愛しますが、バージョンが2.0以前である場合はバージョンアップが必要です。


STEP.2
シリアル番号出力

カメラにSDカードを挿入します。

カメラでフォーマットしたSDカードを使用してください。

「menuボタン⇒セットアップ⇒アクティベーション」を押します。

「シリアル番号出力」を押します。

「実行しますか?」と聞かれるので「はい」を押します。


STEP.3
アクティベーションコード発行

SDカードをPCに接続します。

SDカード内の「PRIVATE/PANA_GRP/PAVC/LUMIX/ACTV」に「SERIAL.LST」があることを確認します。

アクティベーション発行サイトにアクセスして、「DMW-SFU1/AG-SFU41G」をクリックします。

「ファイルを選択」ボタンをクリックして、SDカードに保存されている「SERIAL.LST」を選択します。

「SERIAL.LST」が選択されていることを確認して、「アップロード」をクリックします。

キーコードを入力して、「登録」をクリックします。

「メモリーカード」へ保存をクリックして、SDカード内の「PRIVATE/PANA_GRP/PAVC/LUMIX/ACTV」に「ACTIVE.LST」を保存します。

ブラウザによっては別のフォルダにダウンロードされる場合があります。その場合は手動で「ACTIVE.LST」を指定ファルダに移動させる必要があります。

SDカード内の「PRIVATE/PANA_GRP/PAVC/LUMIX/ACTV」に「ACTIVE.LST」があることを確認します。


STEP.4
アクティベーションコード読込

カメラにSDカードを挿入します。

「menuボタン⇒セットアップ⇒アクティベーション」を押します。

「アクティベーションコード読込」を押します。

「実行しますか?」と聞かれるので「はい」を押します。

「機能を有効化しました。電源を入れ直してください。」と表示されるので、指示通り電源を入れ直せば完了です。


DMW-SFU1適用後の設定

DMW-SFU1適用後は、V-Log L機能が有効になります。

V-Log Lで撮影した写真・動画は、後々にカラーグレーディングすることを前提としているので、そのままだと「眠い色」と呼ばれる色あせたものになります。

これだと撮影時に最終系のイメージがわかないので、「V-Log L ビューアシスト」を有効にするのがおすすめです。

V-Log L ビューアシストを有効にすると、LUT適用後のイメージがモニタリングできます。

フォトスタイルでV-Log Lが選択可能

「menuボタン⇒撮影/動画⇒フォトスタイル」を押します。

ここで「V-Log L」が選択可能になります。

V-Log L ビューアシスト

「menuボタン⇒カスタム⇒モニター/表示⇒V-Log L ビューアシスト」を押します。

ここで「LUTモニター表示」をOFF⇔ONで切り替えることができます。

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