富士登山:富士宮ルート&プリンスルートで登る

この記事では、2023年に富士登山したときの体験を踏まえて、富士宮ルート&プリンスルートについてご紹介します。

どういうプランにするか悩んでいる方に一つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。

目次

登山ルートの説明

登山ルートの概要
  1. 富士宮ルートで5合目から山頂まで登る
  2. 山頂でお鉢巡りをする(時間がない場合はスキップ)
  3. プリンスルート(御殿場ルート⇒宝永山を経由)で5合目まで下る

今回紹介するメインのルートは、静岡側から登る「富士宮ルート」です。

日中に登る日帰り登山を想定しています。小屋泊してご来光を見る計画ではありません。現状は、小屋を予約するのも難しくなっているので、比較的手軽に行けるスケジュールだと思います。

富士宮ルートをピストンするでもよかったのですが、それだと面白くないので、下りはプリンスルートにしました。プリンスルートは、現・天皇陛下が皇太子時代に登られたことから名付けられました。

下りのプリンスルートは、7合目まで御殿場ルートを通り、そこから宝永山を経由してを富士宮ルートに戻ります。

なお、山頂では火口を一周するお鉢巡りができます。お鉢巡りでは、厳密な最高峰である剣ヶ峰(標高3,776m)を経由します。ただ、夕方までには下山したいので、時間がない場合はスキップしてそのまま下山するのが良いでしょう。

各ルートの距離・所要時間

以下に、富士宮ルートおよびプリンスルートの距離と所要時間を記載します。一応、両ルートとも、登り・下り、それぞれについて記載しています。

プリンスルートは、宝永山を経由する分、距離は長いです。プリンスルートを使うなら、登りより下りのほうが楽なので、今回はそうしました。やっぱり登りの長距離はつらいですから。

なお、登り:富士宮ルート / 下り:プリンスルートは、標準でも10時間弱(お鉢巡りなし)かかるコースです。それなりに覚悟が必要です。

富士宮ルート(富士宮口五合目~富士宮口山頂)

距離約4.2km(片道)
標準所要時間登り:約5時間
下り:約3時間30分

プリンスルート(富士宮口五合目~宝永山~御殿場口山頂)

距離約6.6km(片道)
標準所要時間登り:約6時間
下り:約4時間
  • 所要時間に休憩は含まれません。

シャトルバス

シーズン中は、富士山はマイカー規制が入っているので、シャトルバスで5合目まで行くことになります。

富士宮ルートは、新富士駅・富士宮駅、もしくは、水ヶ塚駐車場からシャトルバスで富士宮口5合目まで行き、そこから山頂を目指します。

車で行く方は、水ヶ塚駐車場に駐車して、そこからシャトルバスに乗ります。

登山スケジュール

僕が今回行ったスケジュールは、前日の夜に車で水ヶ塚駐車場に向かって、そこで車中泊して、翌日の始発のシャトルバスに乗り、五合目から登山するというスケジュールです。

始発のバスにあわせて向かうとバタバタしそうだったのと、現地で車中泊することで高度順応になるので、前乗りするスケジュールにしました。

なお、時間は、僕が行ったときの実績値です。登山に要する時間は各人で変わるので、あくまで参考としてください。

STEP
23:00(前日) 水ヶ塚駐車場に到着

駐車場で車中泊

STEP
6:00 シャトルバスに乗る

バスの時刻は、年ごとに変わる可能性があるので、詳細は要確認

STEP
6:35 富士宮口五合目に到着&登山開始

このときは、到着次第にすぐ出発(高度順応のために少し待機するのもあり)

STEP
10:50 富士宮口山頂に到着&お鉢巡り開始

富士宮ルートの標準時間(登り)が、約5時間なので、それより少し早い

STEP
12:20 御殿場口山頂に到着&下山開始

お鉢巡りの標準時間が、約90分〜2時間なので、ほぼ標準通り

御殿場口から下山して、7合目で分岐するので宝永山に向かう

STEP
14:35 宝永山に到着

宝永山から富士宮ルートの合流地点に向かう

STEP
15:30 富士宮口五合目でゴール

帰りのバスの時刻も、年ごとに変わる可能性があるので、詳細は要確認

登山ルートの見どころ

今回紹介した富士宮ルート(登り)、プリンスルート(下り)の見どころをまとめます。やはりポイントは宝永山を経由するということですね。ほかのルートにはない良いアクセントになっている思います。

なお、登山の様子をまとめた動画をYoutubeにアップしてるので、よろしければ合わせて御覧ください。

動画

宝永山越しの富士山

水ヶ塚駐車場から見る富士山

宝永山は、噴火でできた側火山です。水ヶ塚公園から見ると、富士山の側面がえぐれて山を形成しているのが分かります。山梨側からだと宝永山は見えないので、宝永山がどう見えるかで富士山の印象は変わりますね。

宝永山越しの富士山が見れるのが、このルートの最大の特徴です。人によっては。「え?富士山ってこんなにエグれてるの?」と驚くんじゃないでしょうか。実際、僕は驚きましたw

水ヶ塚駐車場から見てもその存在感はスゴイです。

宝永山付近から富士山頂を見上げる

また、宝永山から富士山頂を見上げると、エグれてる火口越しに富士山が見えます。自然の驚異を感じる風景で個人的には感動しました。

富士山から見下ろす広大な風景

登山道から愛鷹山方面を見下ろす

これはどのルートでも共通だと思いますが、富士山から見下ろす風景は、独立峰ならではの広大な風景です。広大すぎて、正直、あまり変わり映えしない(笑)のですが、一見の価値がある風景だと思います。

登りより下りのほうが景色を見ながら歩けるので楽しいと思います。

宝永山に続く天空の道

個人的に宝永山に続く道が一番見どころだと思っています。まわりに何も遮るものがなくまっすぐ続く道は、まるで天空を歩いているように感じます。

注意事項

引き返すこと視野に入れる

今回紹介しているのは日帰り登山なので、時間的にものすごく余裕がある計画ではありません。夕方までには下山することを考えて、途中で引き返すことも視野に入れるようにしてください。

また、高山病の症状が出たときも同様です。高山病は空気が薄いことで発生するので、標高を下げて酸素の多い場所に移動するのが根本的な対策です。

事前申請・入山料が必要

2026年現在は、事前申請・入山料が必要なので、実際に行かれる際には、以下のサイトを参照してください。

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