「GoProで長時間撮影したい!」
GoPro HERO9の内蔵バッテリーは、フル充電で1時間30分~2時間くらい使用できます。(設定による)
僕は、1日みっちり歩く登山でGoProを使うので、内蔵バッテリーでは確実に足りません。
そんなときは、モバイルバッテリーを接続して給電しながら撮影すれば、長時間撮影ができます。
なお、この記事はGoPro HERO9を前提にしていますが、最新のGoPro HERO10にも参考になると思います。
GoPro給電撮影の注意点
充電ではなく給電撮影
GoProにモバイルバッテリーを接続した場合、撮影しているときは充電されません。あくまで給電撮影です。
撮影していないときであれば、内蔵バッテリーに充電されます。
高温による強制停止の可能性あり
GoProは本体が高温になるとオーバーヒート防止機能が働いて、強制停止することがあります。
これは以前のバージョンでも発生していたので、GoProの宿命なのかもしれません。
また、給電撮影していると高温になりやすいようで、強制停止のリスクが高まります。
高温になる要因は、「高解像度での撮影」「真夏の撮影」など、さまざま。
と言っても、絶対に発生するわけではありません。
給電撮影中はそういうリスクがあるということを頭に入れて、マメに起動チェックしたほうが良いですね。
バッテリーなしでも給電撮影できる
内蔵バッテリーを取り外して、給電撮影することもできます。
僕の経験上、こっちのほうが高温による強制停止が起こりにくくなる印象です。
本体の内部にスペースができるので、熱の発散がしやすいんじゃないかな?
バッテリー交換という選択肢も
給電撮影にこだわらなくても、予備バッテリーを複数持っていって、バッテリー交換するのもアリです。
ちなみに、僕の場合は、3~4時間以内の撮影ならバッテリー交換でもいいかなぁと思っているのですが、それ以上だと交換するのが面倒くさいので、給電撮影を考えますね。
バッテリーは、サードパーティ製が安く購入できます。
GoPro給電撮影で必要なもの

モバイルバッテリー
僕は、ソーラーパネルとライト付きのモバイルバッテリーを使っています。
ソーラー充電は時間がかかるのですか、登山中はリュックの外側につけているので、歩いているうちに充電してくれます。
また、ライト付きだと、いざというときに便利です。
サイドドア―
GoPro標準のサイドドアーは、防水のためか完全に閉じています。
これだとサイドドア―を半開きにしないと、給電のためのUSBケーブルが接続できません。
なので、USBポート部分に穴が開いているサイドドアーのほうが、給電撮影には適しています。
ちなみに、内蔵バッテリーを外して給電撮影している場合、USBケーブルが抜けてしまうと即時停止します。
GoPro純正のパススルー充電ドア(USB-Cケーブル付き)だと、本体側でケーブルが抜けにくい仕組みになっています。
ケーブル抜けが気になる方はこちらがおすすめです。僕も今ならこっちを買うかも…。
USBケーブル
GoPro付属のケーブルは短いので、必要に応じて長めのUSBケーブル(Type-C)もあったほうが良いです。
僕は、GoProをチェストマウントで撮影しているので、モバイルバッテリーをリュックのサイドポーチなどに入れたときに、ちゃんと届く長さのUSBケーブルを別途購入しました。
(参考)テスト撮影の結果
テストとして、以下の条件で撮影してみました。
結果は期待通り。 オーバーヒートによる停止もありませんでした。
やはり内蔵バッテリーを外したほうが、安定するような気がします。
- 設定は「4K30FPS 、リニア+HL、HyperSmooth 高」
- 内蔵バッテリーを外して、モバイルバッテリーで給電
- カード容量は128GB
- 室内で撮影(気温約22℃)
- カード容量が満杯になるまで、約4時間30分の連続撮影ができた
まとめ
- GoPro HERO9 はモバイルバッテリーで給電すれば長時間撮影が可能
- 穴あきのサイドドアーのほうが、USBケーブルが接続しやすい
- 給電撮影中は、高温による強制停止の可能性あり
- 筆者の経験上、内蔵バッテリーを外して給電撮影すると安定する
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