僕はGoPro HERO9で登山撮影をしているのですが、どうしても長時間の撮影になっちゃいます。
そこで予備のバッテリーを購入しました。
純正品は高いので、価格が安い互換バッテリーにしました。
振り返ってみれば歴代のGoProでも純正品は買ってないんですが、互換品でも十分使えことが多いです。
この記事では、今回僕が購入した互換バッテリーの価格や性能面についてのレビューをご紹介します。
GoPro HERO9に予備バッテリーは必要?
GoPro HERO9のバッテリー満充電での撮影可能時間は、以下の通りです。
画質 | 撮影可能時間 |
---|---|
5K/30fps | 約 90 分 |
4K/30fps(4:3) | 約 110 分 |
4K/60fps | 約 70 分 |
4K/30fps | 約 110 分 |
2.7K/120fps | 約 80 分 |
2.7K/60fps(4:3) | 約 90 分 |
2.7K/60fps | 約 90 分 |
1080p/240fps | 約 80 分 |
1080p/120fps | 約 100 分 |
1080p/60fps | 約 110 分 |
撮影環境やその他設定によっても変動しますので、あくまで目安です。
この撮影可能時間を越えて撮影したい場合は、「バッテリー交換する」「給電撮影する」の2つの方法が考えられます。
個人的な感想としては、長時間撮影するなら、予備バッテリーを何個か持っていって、都度交換するのが確実だと思っています。
ちなみに、給電撮影は、モバイルバッテリーなどから給電しながら撮影する方法です。
給電撮影中はバッテリー残量が減らないので、モバイルバッテリーが持つ限り連続撮影が可能です。
給電撮影も手軽でいいんですが、ちょっとした注意点があるんですよね。
GoProの給電撮影については、以下の注意点があります。
カメラの接続機能としては給電しながら撮影できますが、この撮影方法はカメラのプロセッサーやセンサーなどに負担がかかるため、本体バッテリーのみを使って撮影した場合と比較するとカメラの温度が上がります。温度が上がりすぎると、カメラのオーバーヒート防止機能により、撮影が停止されたり、電源がオフされることがあります。撮影停止やオフになるまでの時間は撮影方法、温度環境によって異なります。
タジマモーターコーポレーション(GoPro代理店)
この仕様は、以前のバージョンのGoProでも発生しているものです。
Hero9でも発生するかは、まだ体験してませんが、負荷がかかる高解像度での給電撮影では注意する必要があります。
購入した GoPro HERO9 互換バッテリー

今回、僕が購入した互換バッテリーは、2個セットでチャージャー(充電器)がついているVemicoの商品です。
互換バッテリーの良いところは、チャージャーとセットでも安いってことですね。
Vemicoは、アクションカメラも販売している中国のメーカーです。
Amazonで検索すると互換バッテリーはいくつか販売されてますが、どれも中国メーカーの商品が多いですね。

チャージャーはUSBで接続するタイプです。USBケーブル(Type-C)が、付属しています。
充電が完了するとランプが赤⇒緑になるので、分かりやすいです。
ちなみに、バッテリー3個セットの商品もあります。
GoPro HERO9 互換バッテリーと純正品の価格比較
互換バッテリーと純正品の価格を比較してみました。
購入先 | 項目 | 参考価格 |
---|---|---|
GoPro | 【純正品】バッテリー1個 | ¥2,000 |
GoPro | 【純正品】バッテリー2個 + チャージャー | ¥6,100 |
Amazon | 【互換品】バッテリー2個 + チャージャー | ¥3,980 |
Amazon | 【互換品】バッテリー3個 + チャージャー | ¥4,999 |
2021年3月に調べた価格です。変動する可能性がありますので、参考価格としてください。
まず、純正品を買うなら、AmazonよりGoPro公式サイトのほうが安いです。
これはGoPro製品で全般的に言えますね。(以前はそんなことなかったんですが、Hero9以降から公式サイトでの購入を促しているような印象です。)
ただ、それでも互換バッテリーをAmazonで買ったほうが価格は安いです。
それに、互換品はチャージャーも含めて複数セットで販売されていることが多いので、お得感があります。
GoProにはサブスクリプションがあって、加入するとアクセサリーが割引になる特典があります。
最大50%割引と言われますが、バッテリー関連は20~30%引きになるようです。
サブスクリプションに加入している方は、GoPro公式サイトで購入するするのもアリですね。
GoPro HERO9 互換バッテリーと純正品の撮影時間比較
互換バッテリーで気になるのが「純正品より持ちが悪いんじゃないの?」っていう点です。
ということで、実際にテストしてみました。
- バッテリーフル充電から開始して、停止するまで連続撮影
- 画質は4K/60fpsで、その他設定はデフォルト
- 撮影場所は室内(気温約20度)
項目 | テスト結果 |
---|---|
純正品 | 80分間録画⇒バッテリー残量5%の時点で自動停止 |
互換品 | 81分間録画⇒バッテリー残量0%となり自動停止 |
互換バッテリーと純正品では、なぜか停止の挙動が異なっていたのですが、撮影可能時間はだいたい同じでした。
メーカー発表の撮影可能時間ともほぼ一致するので、互換バッテリーでも純正品でも、性能は変わらないのかなという印象です。
まとめ
- 長時間撮影するなら予備バッテリーがあったほうが便利
- 純正品より互換バッテリーのほうが価格は安い
- 互換バッテリーと純正品で、持ちはそこまで変わらない(商品による)
コメント