先日、Lumix G8用のバッテリーグリップを購入しました。
純正品はクソ高いので互換品を購入。今のところ、特に問題は起こってないので、互換品で良かったかなぁという印象です。
この記事では、純正品の互換品の違いも含めてバッテリーグリップについてご紹介します。
バッテリーグリップとは?
カメラ本体に取り付けるグリップです。多くの一眼カメラで、各メーカーが別売りで販売しています。
グリップ内にバッテリーを入れることで、内蔵バッテリーと合わせて、撮影時間がグンッと長くなります。
バッテリーグリップのメリット
- バッテリー時間が長くなる
- 縦位置で持ちやすくなる
- 見た目がかっこよくなる
バッテリーグリップのデメリット
- 重量が増える
- 三脚使用時の安定性が微妙
純正品と互換品の価格比較
純正品(DMW-BGG1) | 互換品(Neewer) |
---|---|
26,724円 | 4,599円 |
2019年9月にAmazonで調べた価格です。
純正品と互換品をカタログベースで機能比較すると特に違いは見られないのですが、価格は約5倍もの差があります。
この価格差なので、互換品は材料などのコストを下げているんだとは思いますが、それにしても純正品高すぎです…。
Neewerの互換品を買ってみた
さすがに純正品で2万円も払うのは躊躇しちゃうので、Neewerの互換品を購入しました。
外観はプラスティック製で若干安っぽい感じはしますが、まぁそこまで気にならないかな。
ちなみに、バッテリーは付属していないので、これまた互換品を使います。

外観
カメラとの接続面。三脚穴に接続することになります。
電子接点もあるので、カメラ側のカバーを外して接続します。
全体的に安っぽいプラスティック製なのかと思いきや、グリップ部分はラバー加工されていて一応持ちやすくなってます。
LOCKダイヤルと電源スイッチがあります。
電源スイッチを入れるとバッテリーグリップのシャッターボタンやダイヤルが動作します。
背面には三脚穴がついてます。
ここを開けるとバッテリーが1個入ります。
縦グリップのとき用のシャッターボタンとダイヤルがあります。
後述しますが、このシャッターボタンとダイヤルが少し気になるポイントではあります。
カメラに接続する
カメラの三脚穴にあてて、LOCKダイヤルをくるくる回して接続します。
バッテリーグリップを接続した後は、やっぱりそれなりにゴツくなりますね。
重量
バッテリーを入れたバッテリーグリップの重量は、約200gでした。
互換品でも大丈夫?
気になるのは互換品でも問題なく使えるかってことです。
安くても使い物にならなきゃ意味ないですからね。
ってことで、実際に使ってみた感想をまとめます。
撮影時間は問題なく長くなる
バッテリーグリップを接続すると、本体とあわせて2個のバッテリーが使えるので、単純計算で撮影時間は2倍になります。
G8の場合、バッテリーグリップのバッテリーを使っている場合には、液晶に「BG」と表示されます。
バッテリーの優先順位は、設定により「本体優先」or「BG優先」から変更可能。
僕は基本的にBG優先にしています。そして、本体バッテリーに切り替わったらバッテリーグリップのバッテリー交換をします。
本体バッテリーを使っているときに、バッテリーグリップのバッテリーを交換しても電源は切れません。
縦位置の写真が撮りたくなる
今までは縦構図の写真ってあまり撮ってませんでした。
カメラが安定しないからってのも理由の1つでしたが、バッテリーグリップをつけると、めちゃくちゃ縦構図が撮りやすくなります。
三脚使用時の安定性
バッテリーグリップには三脚穴がついているので、三脚を使用するときも機能的には問題ありません。
ただ、重量が増しているので、三脚によっては想定重量以上になって安定性が落ちるかもしれません。
僕が使っている「K&F Concept KF-TM2324」は、カタログスペックの耐荷重8Kgなので、今のところ問題はないです。

シャッターボタンとダイヤルが安っぽい
全体的な感想としては、純正品をよくコピーしてるなぁという印象です。
ただ、シャッターボタンとダイヤルがちょっと安っぽい。本体のそれと比べると違いが明らかに分かります。
シャッターボタンは、ガバガバしていて若干安定性に欠けます。
また、ダイヤルは本体と比べると緩いです。
まぁ、価格が安すぎるのでこうなるのは当然だとは思いますが…。
個人的にはそれでも全然使えるので、致命的な問題ではないかなぁって感じです。
まとめ
- 長時間撮影するならバッテリーグリップがあると超ラク
- 縦位置の撮影もやりやすい
- 三脚・カメラクリップ使用時には安定性が落ちる可能性あり
- シャッターボタン・ダイヤルは安っぽいけど互換品でも十分使える
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