日時:2017年11月3日(金) 7:26スタート
今回は表丹沢で一番人気の塔ノ岳に登りました。そこから丹沢山へ少し縦走するおまけつき。
実は塔ノ岳には5年前くらいに登ったことがあるんですが、もはや記憶が曖昧なので今回はしっかり記憶に刻み込みたいと思います。
登山コースと参考タイム
今回のコースは、最も一般的だと思われる大倉尾根を登って塔ノ岳山頂を目指すピストン登山です。ホントは丹沢山⇒蛭ヶ岳と縦走することも検討したのですが、日帰りだと蛭ヶ岳はちょっとキツいということで、丹沢山までにしました。
登り | 大倉(7:26)⇒ 見晴茶屋(8:06)⇒ 堀山の家(9:03)⇒ 花立山荘(9:50)⇒ 金冷し(10:20)⇒ 塔ノ岳山頂(10:34)⇒ 昼休憩 ⇒ 塔ノ岳山頂(11:05)⇒ 丹沢山山頂(12:08) |
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下り | 丹沢山山頂(12:25)⇒ 塔ノ岳山頂(13:24)⇒ 金冷し(13:52)⇒ 花立山荘(14:03)⇒ 堀山の家(14:25)⇒ 見晴茶屋(15:15)⇒ 大倉(15:40) |
アクセス
車の場合
車の場合は、秦野戸川公園付近に駐車することになります。これは鍋割山のときと同じですね。
公園に隣接している大倉駐車場を使うのが一般的だと思いますが、公園の向かいには民間の24時間駐車場もあります。
電車・バスの場合
小田急線「渋沢駅」北口から大倉行きのバスで約15分です。
登山レポート
大倉の戸川公園前からスタート
この時間だと大倉駐車場は開いてないので、近くにある24時間駐車場に入ろうとしたらまさかの満車…。しかし、偶然にも今から帰るお客さんがいて「すぐに出るから!」と一声かけてくれました。マジでありがとうございます。3連休の初日ってこともあって混んでましたね。
舗道をしばらく歩くと大倉尾根への入り口があります。この地点から山頂へは6.4kmです。
その隣には丹沢クリステルとキャサリンの像。なんて言ったらいいか分かんないけど存在感がすごい。
序盤は石畳のような道。多少ゴツゴツしてるけど比較的歩きやすいかな。
見晴茶屋
大倉尾根は登山客が多いだけあって、茶屋がたくさんあります。が、この時間だと閉まってますね。
大倉尾根は通称「バカ尾根」とも呼ばれてます。僕がある人にその由来を聞いたら「バカみたいに単調な登りが続く」ってことでしたが、本来はもっとポジティブな由来みたい。でも、そう言いたくなるくらいに地味にキツい道がこれから続きます。
堀山の家
僕らの前にすっごい荷物を持ってる登山客がいるなぁと思ってたら、どうやらこの茶屋の店員さんのようでした。これから開店の準備をするみたいですね。
大倉尾根は、階段状に整備された道も多いんですが、岩でゴツゴツの道もあります。
花立山荘
この辺りから見晴らしが良くなってきます。振り返ると街並みが一望できます。
紅葉は一部散ってますね。
金冷し
金冷しは鍋割山への分岐点にもなってます。鍋割山⇒塔ノ岳と縦走する方も多いんじゃないでしょうか。
金冷しの由来はアレですね。でも、アレがそんな冷えるほど怖い場所じゃないと思うんですけど…。
それにしてもさすがバカ尾根…。階段が永遠に続くかと思いましたよ。自然とレッドツェッペリンの「天国への階段」が頭の中で流れました。
塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂に到着!いやぁ疲れた。
山頂の感想は「良くできてる」の一言。周りに遮るものがないので360度パノラマで景色が堪能できます。座る場所もいっぱいあるしね。
山頂にある尊仏山荘。ここに宿泊して夜景を見るのも楽しそう。
丹沢山へ出発
丹沢山へは2.6km。アップダウンを繰り返します。
景色は良いんですが、バカ尾根でやられた足が悲鳴を上げ始めて僕は相当スローダウンしました。先輩はズンズン進んでいきましたね。
ちなみに、僕らは基本的に2人で登ってるんですが、2人で登るときに注意したほうが良いことはどっかでまとめたいと思います。
これは下山時に撮った写真なんですが、丹沢山までの景色で一番好き。群生している笹がモスグリーンの絨毯のように広がっています。
丹沢山山頂
丹沢山山頂に到着!今までで一番疲れた。
といっても山頂には、みやま荘という山荘があるくらいです。あんまり見晴らしもよくないです。日本百名山なんですけどね。
山頂にあった案内板。まだまだ丹沢制覇は遠いです。少なくとも丹沢最高峰の蛭ヶ岳にはチャレンジしたいですね。
今回はピストンなので、ここから来た道をひたすら下りました。これがまたすっごい長かったんですがレポートは割愛します。地味だしね。
動画
まとめ
塔ノ岳はすごい人気で登山客の方がたくさんいらっしゃいました。山頂の見晴らしは最高でしたが、そこに行きつくまでの道のりがキツい。それなりに覚悟が必要です。
あと何気に一番キツかったのが、ツアー登山で行列になっている方々を階段で追い越すとき。必要以上にスピードをあげないといけないですからね。これはしょうがないことなので文句を言うつもりは無いんですが、ゆったり登りたい方は、朝早め、もしくは、平日を狙ったほうが良いと思います。
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