青春18きっぷで登山の交通費を節約!関東から行けるおすすめの山

やまみず

青春18きっぷで安く登山に行きたい!

僕は、数年前に青春18きっぷを使って谷川岳に登って以来、そのお得さにハマってしまいました。

この記事では、交通費を大幅に節約できる青春18きっぷを使った登山についてご紹介します。

目次

青春18きっぷについて

青春18きっぷの発売期間・利用期間

青春18きっぷは、いつでも使えるわけではありません。

発売期間・利用期間は、以下の通りです。

発売期間(2021年の場合)
  • 春季用 2021年2月20日(土)~2021年3月31日(水)
  • 夏季用 2021年7月1日(木)~2021年8月31日(火)
  • 冬季用 2021年12月1日(水)~2021年12月31日(金)
利用期間(2021年の場合)
  • 春季用 2021年3月1日(月)~2021年4月10日(土)まで
  • 夏季用 2021年7月20日(火)~2021年9月10日(金)まで
  • 冬季用 2021年12月10日(金)~2022年1月10日(月)まで

学生の長期休暇にあわせて発売されるメージです。

秋季に使えないので、紅葉登山ができないのが難点ですね。

青春18きっぷの金額

青春18きっぷは、5回分セットで「12,050円」(2021年7月現在)です。JRの窓口や券売機で購入できます。

5回分セットというのが、ちょっとハードル高いですが、複数人で使用することも可能です。

また、シーズンになるとラクマやヤフオクで、バラ売りされているので、それを狙うのもアリです。

青春18きっぷは、 1回分で丸一日、JR線の普通列車がが乗り放題になります。

実質的な1回分の金額が 「2,410円」 なので、ちょっと遠出すれば、すぐに元がとれます。

青春18きっぷで行けるおすすめ登山

青春18きっぷは、1日利用可能なので、往復で使用するとお得さが倍増します。

なので、今回ご紹介するのは日帰り登山を前提に選定しました。

選定基準
  • 関東から日帰りで行けること(往復で電車を利用する)
  • 電車賃が通常料金より千円以上お得になること(新宿駅を起点)

※青春18きっぷの金額は「2,410円」(実質的な1回分の料金)として、通常料金と比較しています。

※運賃は2021年7月に調査した金額です。変動する可能性がありますのでご注意ください。

谷川岳

オキの耳から見るトマの耳方面

群馬県と新潟県の境にある日本百名山のひとつ。

ロープウェイを使って天神平から登るコースだと、往復5時間程度です。

関東からだと電車の乗車時間はかなり長くなりますが、天気が良ければ景色は素晴らしいです。

気候の変動が激しい場所なので、ガスってしまう可能性はありますが、個人的には一番おすすめな山です。

冬季と春期は雪山なので、アイゼンなど装備をそろえる必要があります。まずは、登りやすい夏季に行くのがおすすめです。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔土合駅6,160円(片道3,080円)2,410円3,750円

その他の料金

往復料金
バス:土合駅⇔谷川岳ロープウェイ乗り場420円(片道210円)
ロープウェイ:谷川岳ロープウェイ乗り場⇔天神平2,100円(片道1,250円)

※土合駅⇔谷川岳ロープウェイ乗り場は、徒歩20分程度です。

白毛門

白毛門山頂から見る谷川岳

谷川岳の対面にある山。白毛門は谷川岳の展望台と呼ばれているくらい、谷川岳がよく見えます。

距離は片道3kmくらいなのですが、急登を一気に登っていくので、負荷は高めです。

健脚の方であれば、白毛門から笠ヶ岳・朝日山まで行くことも可能ですが、帰りの電車の時間に要注意です。

ちなみに、僕は春期に行ったのですが、ぐずぐずの雪山で相当キツかったです。圧倒的に夏季がおすすめです。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔土合駅6,160円(片道3,080円)2,410円3,750円

その他の料金

往復料金
バス:土合駅⇔土合橋200円(片道100円)

※土合駅⇔土合橋は、徒歩10分程度です。バスを使わなくても行けます。

入笠山

入笠山山頂から見る南アルプスと富士山

入笠山は、長野県の中西部にある「花の百名山」のひとつ。

道中にある入笠湿原には、春・夏・秋にかけて、様々な草花が咲きます。冬には、雪山入門としても適しています。

ゴンドラを使えば、往復2時間程度なので、負荷は低めです。

山頂は、360度パノラマの展望で、いろいろな山々が見えます。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔富士見駅6,820円(片道3,410円)2,410円4,410円

その他の料金

往復料金
シャトルバス:富士見駅⇔富士見パノラマスキーリゾート無料
ゴンドラ:山麓駅⇔山頂駅1,700円(片道1,100円)

※シャトルバスは、冬季のみの運行で本数も限られているので、事前に要確認。冬季以外には徒歩で行くか、タクシーを利用することになります。

大菩薩嶺

大菩薩峠から大菩薩嶺へと続く尾根

山梨県甲州市にある日本百名山のひとつ。

山頂は展望はあまりありませんが、大菩薩峠から続く稜線の景観が素晴らしいです。

大菩薩嶺はいくつかコースがありますが、おすすめは上日川峠から登る最短コースです。

上日川峠から大菩薩峠を経由して山頂を目指すと、往復5時間弱くらいです。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔甲斐大和駅3,960円(片道1,980円)2,410円1,550円

その他の料金

往復料金
バス:甲斐大和駅⇔上日川峠2,040円(片道1,020円)

※冬季は、上日川峠へ続く道路が通行止めになるので注意。

日向山

山頂から見る景色

山梨県北杜市にある山。ビーチのような真っ白な砂に覆われた山肌が特徴。

矢立石登山口からは、往復3時間程度なので、初心者も楽しめる山です。

ただし、最寄り駅の日野春駅からバスに乗らなければいけないのと、そこから登山口まで少し歩く必要があります。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔日野春駅6,160円(片道3,080円)2,410円3,750円

その他の料金

往復料金
バス:日野春駅⇔白州中学校400円(片道200円)

滝子山

すみ沢コースにあるモチガ滝

山梨県大月市にある山梨百名山のひとつ。

その名の通り、滝や沢沿いの登山道が楽しめる清々しい山です。

バスを使わずに、駅から歩いて入山できるのも、ポイント高いです。こういう山は意外と少ないんですよね。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔笹子駅3,960円(片道1,980円)2,410円1,550円

※笹子駅の隣の初狩駅から入山することも可能です。

西沢渓谷

七ツ釜五段の滝

秩父多摩甲斐国立公園内にある渓谷です。

日本の滝百選の七ツ釜五段をはじめとして、いくつもの滝が見れます。

登山というよりトレッキングコースに近いです。

紅葉の時期も綺麗なのですが、青春18きっぷを使うなら夏季に行くことになります。(冬季は遊歩道が閉鎖される)

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔塩山駅3,960円(片道1,980円)2,410円1,550円

その他の料金

往復料金
バス:塩山駅⇔西沢渓谷入口2,100円(片道1,050円)

北横岳

北八ヶ岳の霧氷

長野県佐久穂町と茅野市の間に位置する北八ヶ岳の山です。

ここは冬季に霧氷が見れることで有名です。雪山装備が必要ですが、ロープウェイを使えば、往復3時間程度です。

ちょっと問題なのが、行くまでが大変なのと、電車賃以外のバスとロープウェイ代が結構かかるところですね。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔茅野駅6,820円(片道3,410円)2,410円4,410円

その他の料金

往復料金
バス:茅野駅⇔北横岳ロープウェイ2,200円(片道1,300円)
ロープウェイ:山麓駅⇔山頂駅2,100円(片道1,200円)

※バスの往復券は、茅野駅のアルピコ交通案内所で購入できます。

※ロープウェイは、割引クーポンがあります。

赤城山

霧氷に覆われた赤城山

群馬県の名所として人気の赤城山。

冬季・春期は、条件が良ければ霧氷が見れます。雪山登山の入門としてもおすすめの山です。

電車賃

往復通常料金青春18きっぷ料金差額
新宿駅⇔前橋駅3,960円(片道1,980円)2,410円1,550円

その他の料金

往復料金
赤城山直通バス: 前橋駅⇔赤城山ビジターセンター3,000円(片道1,500円)

※赤城山直通バスは、土日祝日のみの運行となっています。(2021年4月現在)

※ 平日は 、富士見温泉行きのバスに乗って、 赤城山ビジターセンター行きに乗り継ぐ必要がます。時間がシビアになりますので、事前に要確認です。

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